認知症になると、すべての人が徘徊するの?

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みなさま、こんにちは。スマートライフ研究所の秋山です。

今回は、認知症を正しく理解していただくために、認知症に対して多くの方が思っているイメージを少し変えていただくためのお話です。

 

■認知症に対して、どのようなイメージを持っていますか?

 たとえば、「深夜に徘徊する」「突然大声を上げる」「暴力を振るう」などがあると思います。多くはニュースなどで見る、決して明るくない話題や取り扱われ方がそのままイメージに直結しているように感じます。

 

確かに、実際の介護の現場では大声を上げたり、徘徊する方もいらっしゃいます。しかし、それはごく一部の方であって、すべての認知症の方に起る症状ではありません。

 

認知症になっても、普通に会話をすることができ、冗談を言って笑って楽しく過ごしている方もたくさんいらっしゃいます。

 

■ここで知っておきたいこと

暴力や徘徊といった症状は、すべての認知症患者に、直ちに、必ず起こるわけではなく、元々の性格・生活環境・接し方など、ほかの要因があって起こるものであることが、最近の研究で明らかになってきました。(もちろん、一生懸命介護をしていても病気の進行等により徘徊などの症状がでる場合もあります)

 

認知症の初期段階は、病気と思えないほど症状は穏やかです。

初期の段階から、その人(認知症の方)に接する周りの人達が正しい理解のもと、その人に適した環境作り・適切な接し方をすれば、症状を遅らせたり、徘徊などの症状が減らせる可能性もあります。

 

認知症を正しく理解するために、まずは認知症に対するイメージを変えてみるのも、大切なことです。

秋山恒夫