生活習慣の見直し~入門編~

生活習慣の見直し~入門編~

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こんにちは。日本スマートライフ研究所の秋山です。

今回は、認知症の原因にもなるといわれている生活習慣病についてのお話しです。

 

■生活習慣病が死を招く?

生活習慣病は、自覚症状がないのに徐々に進行していて、ある日突然病気を発症し、時には死にいたることもあるため“サイレントキラー”と呼ばれることもあります。

ですが、実際にとくに大きな病気もなく日々過ごされていると「自分には関係ない」とか「元気だから大丈夫」など、まだまだ他人事のように考える方も多いのではないでしょうか?

(症状がないので、よほど気を付けようと思わなければ、興味すら持つことができない怖さがあります。)

 

■生活習慣病とは

日頃の生活での、暴飲暴食(食の不摂生)や運動不足、喫煙や飲酒などの嗜好、過度なストレスなどの、「生活習慣」から起こる病気を生活習慣病といいます。

生活習慣病の中には、三大生活習慣病といわれる

「がん」「心疾患」「脳血管疾患」があります。

他には「糖尿病」「脂質異常症」「高血圧」「脳卒中」「肥満」、また最近では「認知症」にも大きく生活習慣が関係していることがわかってきました。

( ※生活習慣病の詳しいお話しは別の記事でお話しします。 )

 

■生活習慣の見直し ~ タイミング ~

日々のなにげない生活習慣から、知らず知らずのうちに生活習慣病になっていく可能性があるということはある程度ご存じかと思います。

では、いつ、どのように生活習慣を見直せばよいでしょうか?

見直しのタイミングとして最もわかりやすいのは、一年に一度の健康診断です。

健康診断の結果を見ると、一年前の自分の身体と現在の身体の違いを数字で見ることができます。みなさんの中でも、歳を重ねるごとに、少しずつ身体も変化して、「医者からひと言ふた言、生活習慣の見直しの指摘を受けることが増えてきた」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ちなみに私は、健康診断の診察時に毎年言われるのは“体重”のことです。「もう少し痩せたほうがいいな」「毎日の通勤時に電車の先頭車両から後部車輌まで歩けばよいよ」なんて言われたこともありました。

医師の苦言は耳に痛いですが、だからこそ、「いよいよ何とかしなければいけないな」と思えるタイミングでもあるのです。

 

■生活習慣の見直し ~ 三つの改善 ~

生活習慣の改善には、大きく三つの軸があります。

「食生活(食事・飲酒)の改善」「日常生活(運動・休養・喫煙)の改善」「生活習慣病の改善」です。

三つ目の「生活習慣病の改善」は、すでに何かしらの生活習慣病の診断を受けている方を対象として掲げたもので、「症状が軽くても放置せずにしっかり治療してくださいね」という意味です。治療をしないで良くなることは通常ありえません。

今現在、健康で過ごされている方も「食生活の改善」「日常生活の改善」は、将来の生活習慣病の予防にもつながり、健康状態を維持継続できる可能性が高くなります。

 

■食生活の改善

まずは、食べ過ぎには注意して、昔から言われている腹八分目を意識しましょう。そして、「多様性に富んだ食事」が大切です。簡単にいうと複数の食材をバランスよく食べるということです。

独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所の研究によると、次にあげる10品目のうち、3種類以下を毎日摂っている人に比べて、10品目をほぼ毎日摂っている人は、要介護状態や死亡に至るリスクが3割下がり、老化が遅くなるという結果が出ています。(他にも細かくは色々な良いことがあるようですが、機会があればご説明します。)

多品目を摂る参考にしてみてはいかがでしょうか。

ーーー(参考)元気に暮らせる10種(独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所)

(1)肉 (2)魚介類 (3)卵 (4)大豆・大豆製品 (5)牛乳・乳製品 

(6)緑黄色野菜 (7)海藻類 (8)いも (9)果物 (10)油を使った料理

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わかっているけど“ついつい忙しいと甘いものを食べてしまう“ とか ”ついつい同じもの(コンビニ弁当など)食べてしまう“ などの、”ついつい”が「生活習慣」の怖さです。

私も一時は毎日同じコンビニのパンを食べ続けていたことがありますが、結果、医師から「電車の先頭から最後尾まで歩いていなさい」と言われるに至ってしまったわけです(苦笑)

いきなり、10品目を摂ることは難しいですが、まずは一日三食(朝・昼・晩)で、7品目を食べることからはじめてみませんか?

 

■日常生活の改善

日常生活の中で重要なのは運動です。

毎日の仕事以外で運動習慣がない方は、まずは一日30分の運動をすることを目指してみましょう。(できれば、30分継続することが理想ですが、15分×2回で、運動習慣を身に着けることから始めても良いでしょう。)

もし、電車で通勤されている方は一駅前で降りて歩くのも挑戦しやすいです。私も天気が良い日は一駅前で降りて約2kmを30分ぐらいかけて歩くようにしています。

誰もが悩むポイントが「続かない」ということではないでしょうか。一つの方法ですが、結果を見える可すると、比較的継続しやすいです。例えば、歩く方は「万歩計をつけてみる」と達成感も出て「今日は6000歩だった、明日は7000歩目指そう」と自然にやる気も湧いてくるはずです。さらに、ライバルがいると最高です。

 

■自分の生活習慣を見直して健康に過ごす

長々と生活習慣病の話を簡単にしてきましたが、今日のお話の要は、「病気になってからは遅い」ということです。これはつまり、「生活習慣の改善は、症状が出ていない今だからできること」とも言えます。

日々の生活(特に乱れた生活)で少しずつ身体に影響が出てきます。「元気だから大丈夫」「若いからまだまだ関係ない」と思っていると、生活習慣病がある日突然、襲い掛かってきます。

習慣を変えることには、大きな苦労が伴いますが、今から自分の身体を知り、体によい生活をすることが、健康な未来、ひいては「自分が思い描いた未来」につながると思います。

その思いを結実するために、次回は「生活習慣の見直し」をもう少し詳しくお話をしたいと思います。